娘がまだ1歳ちょっとの頃、群馬県にある歴史ある旅館「積善館」に行って来ました。
積善館は宮崎駿監督のアニメ「千と千尋の神隠し」の舞台の一つと言われていて、ずっと行ってみたかった旅館なんです。
かなり歴史のある古い旅館なので、小さな子供と行くのはどうなんだろうか…。と迷っている方に向けてまとめてみました。
素敵な旅館に圧巻!大人が喜ぶ旅館かも
正直、まだ1歳ぐらいの子供が喜ぶ旅館ではないかもしれません…。でも、歴史が好きだったり、千と千尋の神隠しの世界観が好きな方は絶対楽しい旅館だと思います。
館長が自ら歴史を説明してくれるツアーがあり、とっても楽しめました。
旅館は確かに古い…。子供の泣き声はちょっと気を遣うかも…。
旅館は古いだけあって、壁も薄いです…。私達が泊まったのは「山荘」という建物だったのですが、お隣さんの声が若干聞こえてくる感じでした。
お隣さんの声が聞こえるのは特に問題なかったのですが、その頃の娘はまだ夜泣きをする年頃だったので、すごく気を遣ってしまいました…。
夜泣きをしたから「うるさい!」と怒鳴られるような事はなかったのですが、それでも気を遣ってしまいますよね。
子供が走るとギシギシドタバタ
子供の足音がしっかり聞こえてきます。私は古い建物ってそういうモノだと理解できるし、そもそも古い建物が好きなので全然気になりませんが、子供の足音や泣き声を不快に思う方も沢山いると思うんですよね。
そう考えると、気にするタイプのパパやママにはオススメできないかもしれません。
ネガティブな事ばかりじゃない!良い部分も沢山ある!
1歳の娘と来るべき旅館じゃなかったなぁ…とちょっと後悔した部分もありましたが、それでも「積善館」に来てよかったなぁと思う部分は沢山ありました。
スタッフの皆さんがとても温かかった
仲居さんをはじめ、スタッフの皆さんはとても温かい人達でした。
ご飯を食べる時や、娘が泣いてしまった時は、とっても気遣ってくれて、本当に皆さん良い方達ばっかりでした。
サービスには文句の付け所がなかったです。
やっぱり温泉は癒される!
四万温泉の湯はとっても癒されました。昭和5年に建てられたという「元禄の湯」は大正っぽい雰囲気がある素敵な内装で、歴史をしっかりと感じる事ができました。その中に小さなサウナがあるのですが、このサウナ…実際に入ってみるとわかるのですが、すごく怖いんです…。
人が一人ギリギリ入るぐらいの小さな空間で、ドアを閉めると真っ暗闇…。このまま閉じ込められてしまうんじゃないかと思うぐらいの恐怖を感じる事ができる空間でした(笑)私は経験の為にも少しの時間だけ入りましたが、私の妻は怖くて入れなかったそうです。
そして、「山荘の湯」は小さな貸し切り風呂です。内側からカギが閉められるので、家族でのんびり入る事ができます。
この温泉には1歳の娘も入ってOKとの事だったので家族で入る事ができました。
他にも「杜の湯」というのがあったのですが、バタバタしていたので、この温泉には入る事ができませんでした。残念!
夜は浴衣で外を軽く散歩
温泉と言ったら「夜散歩」ですよね?
私は浴衣で夜道を散歩するのが大好きなのですが、積善館の周りも家族でうろちょろしていました。
が・・・
積善館の周りには何もありませんでした・・・。ちょっと残念。
積善館 まとめ
小さな子供と行くと、周りの人達に迷惑をかけないかなぁ~ってちょっとだけドキドキしてしまいます。
ですが、歴史あるとっても素敵な旅館だったので、行ってよかったと思っています。
子供がもう少し大きくなってからでもよかったかなぁ…と思いましたが、娘が大きくなった時にもう一度来たいと思える旅館でした。
今から積善館を検討されている方がいたら、「ちょっと心配になるけど、あんまり気にしないで行ってみるのもありかも」と言いたいです。